■ SILVER & GOLD
シャツの胸ポケットに煙草。
スラックスの左ポケットにはライター。
そして、スラックスの右ポケットには携帯電話。
これが私のいつものお出かけスタイルなのであるが、
手ぶらで歩くのが好きだから、
携帯電話は軽くて薄いモノがよろしい。
「ワンセグ」って言うんだっけ?
携帯電話でテレビを観ることができるらしいが、
自宅でもほとんどテレビは観ないし、
携帯だからといって、
放送の内容が変わる、というワケでもなさそうであるから、
私にとっては、そのような機能は無用の長物でしかない。
ワンセグ機能のついた分厚く重い携帯電話など、持ち歩く気にもならない。
「東芝」の「W55T」。
お気に入りの携帯電話。
バッテリーの容量にやや不満があるが、その薄さたるや、
一番厚いところでも、その厚みはわずか十三ミリほどでしかない。
スラックスのポケットに入れておいても、ほとんど目立たない。
その「W55T」のシルバーを使っていたのだが、
先日、そのゴールドをオークションで入手する。
いわゆる「新品・白ロム」の携帯電話。
今日、某「au」ショップに電話をかける。
「今、東芝のW55Tのシルバーを使用している」
「同じ機種のゴールドをオークションで入手した」
「シルバーを壊したりした場合、中のチップをゴールドに入れ替えることはできるか?」、
と質問してみたところ、
「auの携帯電話はauショップでのみ販売しているものである」
「オークションなどで購入できるはずはない」
「例え、それが出来たとしても、弊社ではチップの交換などしない!」、
という、けんもほろろの答えが返ってきた・・・。
で、他の「au」ショップに同じ質問をぶつけてみると、
「手数料を二千円ほど頂きますが、お安いご用です」、という答えが返ってきた。
同じ「au」ショップでありながら、この対応の差はいったい何なんだろうね?
多分、業界内でいろいろな協定が結ばれているのだろうが、
「au」の携帯電話が「au」ショップでしか買えないのであれば、
オークションに携帯電話を出品している業者も「au」のショップであるはず。
どこにでもあることだが、ここでも業界の本音と建前が見て取れる。