■ バナナ・カステラ

aquio2008-07-23

今朝は六時に起床。
涼しい風が吹いていたから、
サンダルを履いて近くの公園まで散歩する。
昨日の気だるさが嘘のように消えていた。
実に爽やか。
今日は「AAA」展の搬入の日。
職場に出勤すると、岡山のT君がすでに玄関で待っていた。
そのT君から
「バナナ・カステラ」をお土産に山ほど頂戴する。
もっとも、「バナナ・カステラ」はもっと大きいのだが、
頂戴したのは、お子様用の「バナナ・カステラ」、
「モンキー・バナナ・カステラ」であった。
以前、岡山のRSK(山陽放送)が、
「岡山はバナナ・カステラの発祥の地」、
とその番組の中で紹介していたことを思い出す。
確か、「福岡」という名の製菓会社であったように記憶している。
早速コーヒーを淹れて食べてみた。
バナナ味の白い餡が入ったカステラ。
懐かしい味と香りがする・・・。
昔、今から五十年ほど前、バナナは実に高級な果物であった。
病気になって入院でもしないことには、庶民はバナナなど口にできなかった。
T君に訊いたところによると、
その製菓会社は二号線バイパス沿いにあるらしいが、
近くはラブホテル街で、真面目なT君にはどうにも近寄り難いものがあるらしい。
そのうえ、その製菓会社の看板の上には、ラブホテルのでかい看板がかかっている、という。
ラブホテルの看板の下にでかいバナナの看板とは、出来すぎのような話ではあるが、
嘘のつけるT君ではないから、ま、本当のことなんだろう・・・。
また、T君の話によると、
早い時間に行くと、熱々のバナナ・カステラが食べられる、という。
冷えてしまったバナナ・カステラはしっとりとしているが、
熱々のバナナ・カステラはサクサクとした歯ざわりであるらしい。
いつか、倉敷に行った折にでも立ち寄ってみようか。