■ ザイフェンの展覧会

aquio2008-07-29

某有名商店で「ザイフェンのおもちゃ展」を開くことになる。
場所は銀座四丁目交差点のすぐ近く。
開くと言っても、
解決しなければならない問題が山積している。
従って、まだ開催決定には到っていないのだが、
その打ち合わせのため、
今日、某広告代理店の方々が東京からお越しになる。
今までに培ってきたネットワークを利用すれば、
ザイフェンで作られているおもちゃは何でも手に入るが、
その商店からは、
「由緒あるザイフェンのおもちゃ」
「歴史的に意義のあるおもちゃを展示したい」、という要望があるらしい。
予定されている展示会の時期は今年の十二月。
歴史的に意義のあるザイフェンのおもちゃ、ということであれば、
岡山の職場にも数点の収蔵品があるし、
神戸の職場にも、同数程度の収蔵品がある。
しかし、会場の広さを考慮すれば、とてもそれだけでは埋まらない。
ミュンヘンにお住まいのGさんを通じ、
ザイフェンの「エルツ地方玩具博物館」の館長でいらっしゃる「アウアーバッハ」さんに、
そのコレクションを貸し出していただけるかどうか、訊いていただくことにした。
結論から言えば、「貸し出せるモノもあれば、貸し出せないモノもある」、
ということであった。
何しろ古いモノであるから、移動させるだけで壊れてしまう、という。
さて、展示会のコンセプトをどう設定すればいいのだろうか・・・。
そのため、来月の初旬には東京に出張しなければならない。
また、事と次第に依ってはザイフェンに行かなくてはならない。
ま、旅は嫌いではないからいいようなものの、
開催時期や輸送のための期間を考えると、もうあまり時間は残されていない。