■ 休日

aquio2008-09-19

今日は久しぶりの休日。
今日は何もしない、と決めていたが、
明日は岡山の職場に出勤しなければならない。
で、まずは岡山に向かって車を走らせることにした。
アパートを午前八時に出発し、
一般道をゆったりとしたスピードで西に向かう。
今日中に岡山の自宅に戻ればいいのであるから、
時間はたっぷりとある。
道沿いに洒落た喫茶店があれば、入ってコーヒーを飲み、
寺の案内板があれば、その寺の山門をくぐる。
高速道路を使えば一時間半の道程を、
六時間ほどかけて走る。
前の日記にも書いた憶えがあるが、
弟に言わせると、
「若いころ、兄貴(私のこと)は遊んでばかりいた」
「その罰があたって、歳をとってからも働かなくてはならない」
「俺は若いころから働きづめに働いてきた」
「だから、歳をとったら遊ぶ」
「苦あれば楽あり、楽あれば苦あり」、なのだそうである。
大きなお世話だが、そう言われても仕方がないのが悔しい・・・。
しかし、見方を変えれば、
私はリタイアのない人生を選んだのであるから、
ま、それはそれで私にとっては最良の選択であった、と思う。
先日の日記にも書いたが、
ここ八年ほどの間に、友人たちが相次いでこの世を去ってしまった。
「彼らの分まで生きてやろう」、とは思うのだが、それは神のみぞ知る、ということ。
もっとも、神がいれば、ということなんだけどさ・・・。
などと考えながら車を走らせているうち、O町の近くまで来てしまった。
職場に顔を出せば仕事が待っている。
今日は仕事をしたくない。
車をユーターンさせ、麓の町の喫茶店に向かう。
不味いコーヒーを飲みながらスポーツ新聞に眼を通す。
いつの間にか阪神と巨人のゲーム差がなくなっていた・・・。