■ 開店

aquio2008-11-20

昔、「阪急ブレーブス」の本拠地であった西宮球場が、
西日本最大の規模を誇るショッピング・タウン
西宮ガーデンズ」に生まれ変わる。
核となる商業施設は阪急百貨店。
グランド・オープンは今月の二十六日。
今日はVIPのための内覧会。
阪急百貨店のE氏から、
出店の依頼があったのは何ヶ月前のことだったろうか・・・?
「子どもの文化の発展に力を注ぎたい」、というお話であったが、
子どもの文化とはいえ、
それは販売という商行為を通じてのことであるから、
商いが成り立たなければ、
掲げた理念など簡単に吹き飛んでいってしまう・・・。
理念と経済。
その二つのバランスの取り方がちと難しいが、
「是非とも」、と二つ返事で引き受けてしまった。
出店を希望する業者が多い中にあって、
先方から出店を依頼されるなど、稀なケースではないだろうか・・・。
職員からは「失敗したらどうするんですか!?」、
などという消極的な意見もあるにはあったが、
物事は「鬼が出るか仏が出るか」であり、
まことに前途の吉兆は計りにくいものであるのであるね。
「鬼が出るかもしれない」、などと縮こまっていたりすると、
別の場所から別の鬼が出てきたりするから、とても厄介・・・。
ま、鬼が出てきたらその鬼と仲良くすればいいのであるが、
世界恐慌が懸念されている現在にあって、
消費がこれ以上冷え込まないことを望むしかない・・・。
さて、今日から西宮ガーデンズにおいて新しいミュージアム・ショップを開業することとなった。
今までにやってきたコト、これからやろうとしているコト。
そのコトに間違いはないと思うが、
望むらくは、仏が出てきて欲しいものであるね・・・。