■ 完成

aquio2008-11-28

新神戸駅から有馬の職場に向かい、
車に乗り換えて「西宮ガーデンズ」に向かう。
H君の頑張りのおかげで、
大型のからくり人形は見事に完成していた。
ただ、完成はしていたが、
もうすでに至るところに破損が見られる・・・。
「ゆっくりとハンドルを回してください」
「作品にはお手を触れないでください」、
と書いてあるにも関わらず、
親が子どもを抱き上げて人形を素手で触らせていたりする。
子どもは力をコントロールできないから、
駆動部分のシャフトを簡単にへし折ってしまったりする。
それを咎めると、
「触っていけないモノなら置いておくな」、という返事・・・。
馬鹿じゃなかろうか・・・。
このような親に育てられた子どもは同じような大人に育っていくのだろう。
日本は滅びるね・・・。
とはいえ、「どのように扱ったらいいですか?」、と訊ねてくれる親も、また多い。
会場に立っていて気付いたことだが、
馬鹿な親子は服のセンスが悪い!
いくら高価な衣服であっても、色やデザインについてのバランスが実に悪い!
いくらセレブを気取ったところで、顔つきに品がない。
多分、それは生活センス全般について言えることなんだろうが、
口の利き方といい、立ち振る舞いといい、履いている靴といい、
持っているバッグといい、着ている服といい・・・、
すべてにわたってバランスが取れていない。
そういえば、昔、「知的貧富差」という言葉が囁かれた時期があったな。
作った作品が壊されていくのを見るのはとても辛い。
透明アクリルの板で舞台を囲ってしまうことにした・・・。
触れなくしてしまえば、私も腹をいちいち立てなくて済む。