■ アンコウ鍋

aquio2006-02-02

車を走らせて近くのスーパーに出かける。
今日は「カワハギ」の鍋にする予定であったが、
「カワハギ」の横に
「アンコウ」の美しい切り身が並べられていた。
とても美味しそう・・・。
大きな「肝」も並べられていた。
予定を変更し、今夜は「アンコウ鍋」を作ることにした。
シメジにエリンギ、菊菜と大根を買う。
レジに並んで代金を支払うが、とても安い。
安すぎる。
八時を過ぎたら鮮魚は半額になることを初めて知る。
なんだか得をした気分・・・。
鍋に昆布を敷き、水を張って大根を入れる。
煮立ってきたところで「アンコウ」を入れる。
灰汁を丁寧にとり、シメジとエリンギと菊菜を放り込む。
煮えた「肝」を取り出し、
紅葉おろしとポン酢を加えて味を調える。
「人夢可酒」をチビチビとやりながら鍋をつつく。
なんて美味しいのだろうか・・・。
鍋の中身をきれいに平らげたが、
どうしたことか、今夜はそれでも食い足りない・・・。
冷凍していたご飯を取り出して解凍する。
おじやを作ることにした。
おじやに少量の塩と醤油を入れて味を調える。
煮立ったおじやの上に溶き卵を入れて出来上がり。
あぁ、なんて美味しいのだろうか・・・。
ちあきなおみ」のCDをかける。
「ぬれたブラウス 胸元に 雨か 真珠のネックレス 小刻みにふるえてた・・・」
まるで居酒屋にいるような気分だが、
話し相手もいないから、
「おやじがおじや」とか、
「やっぱり冬は鍋にかぎりますね」なんて、独り言を言ったりする。