■ 不眠

aquio2006-05-02

薬の作用・副作用で眠れない。
寝る前に濃いお茶を飲んで眠れない。
これが「薬理的」原因による不眠。
心配事がある。
不安でおちおち眠ってもいられない。
これが「心理的」原因による不眠。
歳とともにトイレが近くなる。
「生理的」な原因による不眠。
私の母の不眠はこの原因によるのだが、
尿意に気付かず、寝床を濡らしてしまうことを思えば、
不眠などはものの数ではないと思われる。
母の場合に限って言えば、
不眠はまだまだ惚けていないことの証明であるとも言える。
傷を負った、身体が痛くて眠れない。
これが「身体的」原因による不眠。
先夜も就寝中に「こむら返り」を起して眠れないことがあったが、
不眠というほどのものではなかった。
「鬱」を患った。
これが「精神的」原因による不眠。
不眠症」には上記五つの原因が考えられるが、
悲哀、絶望、不安、焦燥、苦悶・・・・といったような、
鬱病患者が抱えるような感覚が私には無い。
もともと能天気な気質を持つ私であるから、
その私が鬱病に罹るとは考えにくい・・・。
心理的、生理的、身体的、薬理的な不眠でないこともハッキリしている。
しかし、
昨夜は一時間半ほど眠ったところで眼が覚めた・・・。
一昨夜も二時間ほどしか眠っていない。
二日間の睡眠時間の合計は三時間半ほどだろうか・・・。
だからといって、昼間もまったく眠気を催さない。
いったいどうなっているのだろうか?
「食い溜め」という言葉がある。
先日、私は二十四時間ほど眠りに眠った。
「寝溜め」をしてしまったのかもしれない?
ま、睡眠不足で人が死ぬという話は聞いたことがない。
そのうち、きっと眠くなってくるのだろう。
そのうち、二度と目覚ぬ日がやって来る。
眠くならないうち、出来るだけのことはやってしまおう。