■ MUSTANG FASTBACK・その3

aquio2007-05-04

目覚まし時計の針を六時半に合わせていたが、
五時半には目が覚めてしまっていた。
いつになく今朝は目覚めがいい。
気分が少し高揚している。
今日はマスタングの高速走行を試すことにしていた。
中国道が渋滞していたらどうしよう?」
「オーバー・ヒートが心配だな」
クーラント液は補充したっけ・・・?」
「エンジン・オイルの量は十分だったよな・・・?」
「ブレーキ・オイルは・・・?」
いろいろと考えているうち、昨夜はあまり眠れなかった。
まるで遠足に出かける前の小学生のようだと、
我ながら可笑しくなる。
午前六時半、
マスタングのエンジンをかけ、岡山の職場に向かう。
今日はゴールデン・ウイーク後半の初日。
中国道は混みあっていたが、流れは比較的スムースだった。
ラジエターの冷却機能は正常に作動しているようである。
水温計の針はピクリとも動かない。
電圧計の針は12から14ボルトの間を行ったりきたりしている。
油圧計にも異常は見られない。
すべては順調。
走行車線を60マイルのスピードをキープして走る。
サービス・エリアで二度の休憩をとった後、
午前八時半、職場に到着。
一般道に入ってから気付いたのだが、
後輪がバウンドした時、
後輪が外側に流れようとする癖が、どうやらマスタングにはあるみたい・・・。
楽しいロング・ドライブだった。