■ CARBON COPY
月に一度、
私の職場ではタブロイド版の新聞を発行している。
その新聞を先月までは郵送してきたのだが、
今月からはメール配信とすることに決めていた。
昨日、K社の広報担当の方から電話を頂戴する。
私の職場の担当者のミスで、
どうやらメールを「CARBON COPY」、
つまり「CC」で配信してしまったらしい。
多くの方々の名前とアドレスが、
「CC」欄に記載されたまま配信されてしまったのだ・・・。
顧客情報の漏洩に神経を尖らせている企業が多い中、
「個人情報の管理をどのように考えているのか」、というお叱りの電話であった。
返す言葉もない・・・。
ただひたすら謝るばかりであったが、
引き続き、K社の担当者が、
私の職場から「CC」配信されたメールを、
K社の名前で誤配信する、という事件を起してしまう。
こちらも単純な人為ミスなのだが、
このことで、
K社は個人情報の漏洩に加担した、ということになってしまった。
昨日からその対策と処理に追われていた・・・。
仕事に緊張感を持っていないから、このようなミスを犯すのだ。
先ほど、やっとその処理を終えたところ。
今日は頭を下げ続けた一日だった。
小さなミスが信用を大きく傷つけてしまうことがある。
しかし、ま、部下のミスは私のミスなのであるから、
謝罪するには吝かではないのだが、
貴重な一日を潰されてしまったことには腹が立つ・・・。