2006-06-01から1ヶ月間の記事一覧

■ 霧点

空気中の水分が凝結して霧になる。 その温度のことを「霧点」と呼んでいる。 今朝は六時にたたき起こされる。 目覚まし時計が鳴り出す前に起きるのが常だが、 自宅にいると、ついつい油断をしてしまう。 うっかり寝過ごしてしまうところであった。 午前七時…

■ ほととぎす

今朝は五時に目覚める。 午前七時、岡山の職場に向けて車を走らせる。 午前八時半、職場に到着。 エンジンを切り、車のドアを開けたとたん、 どこからか「ほととぎす」の鳴き声が聞えてきた。 なるほど、 「東京特許許可局」と鳴いているようにも聞える。 関…

■ 敵情視察

神戸に新しいレストランが開店した。 若者たちの間で評判になっているらしい。 イタリア料理の店を経営する息子と出かける。 ちょっとした敵情視察といった感じ。 シャンペンを飲みながら、 まずはシーザーズ・サラダを注文する。 サラダは野菜の新鮮さとド…

■ 六十肩?

右肩に激痛を覚える。 今朝、シャワーを浴びている時だった。 先々週あたりから、 なんとなく右肩に鈍い痛みを覚えていたが、 気のせいだと放置していた・・・。 これがいわゆる「五十肩」というものなのかも知れない。 英語では「五十肩」のことを「frozen …

■ 飛び出す絵本展

来年の夏、 「飛び出す絵本展(仮称)」が開かれることになった。 場所は博多の中心部、 天神にある「IMS/イムズ」ビルの八階。 今日、その打ち合わせのため、 博多からIさんとKさんがいらっしゃる。 M大学における講義を終えた後、 お二人を智頭線の…

■ KONTAX 167MT

息子が送り返してきた「CONTAX」を手入れする。 このカメラを入手したのは二十年ほど前のこと。 当時、私は長野県の白馬村に住んでいた。 その私の家に、 Tさんが遊びにいらっしゃったことがあった。 Tさんは、あの「秋山庄太郎」さんの旅行仲間だった。 …

■ 父の日

岡山のアトリエから荷物が転送されてきた。 荷物は長男のDからのものであった。 荷物が岡山に届いたのは今月の十六日であったらしい。 荷を解くと、 中には「CONTAX 167MT」と「NINTENDO DS」、 そして「NINTENDO DS」用のソフトが二本入っていた。 「もっ…

■ 新宿

Sさん、Mさんと新宿で待ち合わせる。 場所は「アルタ」の前。 新宿といえば「中村屋」と「アルタ」、 そして、 今から三十年ほど前に閉店してしまった喫茶店 「風月堂」しか私は知らない・・・。 銀座からタクシーに乗り、赤坂を経由して新宿に向かう。 約…

■ 赤城山

午前九時〇一分発の特急列車で柏崎を出発。 長岡で新幹線に乗り換え高崎に向かう。 高崎駅にはKさんが迎えに来てくださっていた。 Kさんの息子さんが運転する車で赤城山に向かう。 来春、Kさんの長年の夢であった 「からくり人形博物館」が赤城の地に開館…

■ 新潟・その4

午前十時、 新潟県柏崎に向けてアパートを出発する。 電車と地下鉄を乗り継ぎ新神戸駅へ。 新神戸駅から新幹線で京都に移動。 京都から在来線を乗り継ぎ、 富山から直江津を経由して柏崎に向かう。 京都駅から乗り込んだ列車は、 金沢に向かうオバ様の団体で…

■ 幼稚園

私には三人の息子がいる。 彼らが幼稚園児であった頃、 息子たちの幼稚園への送り迎えは私の役目だった。 自宅から幼稚園までの距離は約一キロ。 手と手をつないで田圃の畦道をよく歩いたものだった。 「やねよりたかいこいのぼり・・・」 「どんぐりころこ…

■ 黄昏アンソロジー

人形劇団「みのむし」の 「飯室康一」さんがアトリエにいらっしゃる。 新作「黄昏アンソロジー」の人形を見せていただく。 主人公はヨレヨレのスーツを着た、 どこにでもいそうな酔っ払いのオッサン。 スラックスのチャックは開きっぱなし。 スラックスの前…

■ 色気

昔、「血と薔薇」という本があった。 編集者は、あの「澁澤龍彦」。 編集のコンセプトは 「エロティシズムと残酷の研究」であった。 創刊号が出版されたのは私が二十二歳のころ、 今から三十八年ほど前のことであったと記憶している。 創刊号では、 あの「三…

■ 煙草

喫煙者に対する世間の風は相変わらず冷たい。 新聞の立場は「公明正大中立」のはずだが、 嫌煙権の主張が掲載されることはあっても、 喫煙者の主張が載ることは、ほとんど、無い。 双方の主張を掲載してこその「中立」ではないか。 喫煙者の主張を載せないの…

■ LEIER/ライヤー

アニメ「千と千尋の神隠し」、 その主題歌である「いつも何度でも」の伴奏に 「LEIER/ライヤー」が使われていた。 あの頃から 日本でも「ライヤー」が注目されるようになる。 「LEIER」はドイツ語で「ハープ」を意味する言葉。 今朝、神戸のFさんにその「…

■ 百合

昨夜から自宅に帰ってきている。 玄関の扉を開けると、 家の中には百合の香りが充満していた。 百合は私の一番好きな花。 Fさんご夫婦から頂戴した百合であるらしい。 百合の鱗茎、いわゆる「ゆり根」は 「百合/びゃくごう」と呼ばれる漢方薬。 鱗が幾重に…

■ 匂いと臭い

三日に一度は洗濯をするようにしている。 昨夜は十時ころから小雨が降り出した。 洗濯物をベランダから慌てて取り入れる。 狭いアパートのこと、 洗濯物を干すスペースがどこにもない・・・。 仕方がないから、 鴨居に洗濯物を引っ掛けてぶら下げる。 生活者…

■ 年増/としま

広辞苑で「年増」を引く。 「娘盛りをすぎた女性」 「やや歳をとった女性」 「江戸時代には二十歳過ぎを言った」と、 そこには記載されていた。 ついでに「大年増」と「中年増」を引く。 「年増の中でも年かさの女」、 そのことを「大年増」と言うらしい。 …

■ 剥離骨折

過日、 右手の親指をひどく打ったことがあった。 しばらくは曲げることもできないほど指が痛んだが、 ま、単なる打撲であろうと放置していた。 しかし、いつまで経っても痛みが退かない。 今日、医院で「剥離骨折」と診断される・・・。 昔、 植木を満載した…

■ 翻訳

「ロバート・B・パーカー」による 「サニー・ランドル」シリーズの四作目、 「MELANCHOLY BABY/メランコリー・ベイビー」と、 「レイモンド・チャンドラー」の「○○」を買う。 まずは「チャンドラー」から読むことにしたが、 数ページで読むことを諦めてし…

■ シャンペン

今日はいい一日だった。 天気も良かった。 めったに無いことだが、 何のトラブルもなく仕事もすべて片付いた。 馴染みのカフェで簡単な夕食を済ませる。 馴染みの酒屋に出かけ、 ハーフ・ボトルの「ドン・ペリニョン」を買う。 ついでに一個のシャンペン・グ…

■ 六十本の薔薇

倉敷にお住まいのKさんご夫婦から、 還暦祝いに六十本もの薔薇を頂戴する。 黄、ピンク、白、赤・・・、様々な色の六十本の薔薇。 とても美しい・・・。 私が還暦を迎えるにはまだ半年ほどの間があるが、 「ま、今年で六十歳に間違いはなかろう!?」と、 …

■ 板井原

「板井原」に出かける。 鳥取県・智頭の町から、 細く曲がりくねった山道を登ること約四キロ。 谷川にへばりつくような格好で 十数件の民家が点在している。 「板井原」は平家の落人伝説が残る村。 住民は養蚕や炭焼き、 桑や葛を利用した林野産業で生計をた…

■ S君

S君が神戸の職場にひょっこりとやって来る。 S君と知り合ったのは今年の四月七日。 「Erzgebirgisches Spielzeug Museum」、 ザイフェンの玩具博物館における 私の個展会場においてであった。 当日の昼ごろ、 会場を物珍しげに見回している一人の青年がい…

■ 駐車違反

六月一日から道路交通法の一部が改正された。 テレビでもその模様が面白可笑しく報道されていたが、 まさか私もその餌食になるとは思ってもみなかった。 「この車は”放置車両”であることを確認しました」 「速やかに移動してください」と、 その「放置車両確…

■ アパートの鍵貸します

「CUTE/キュート」の意味を辞書で調べる。 「綺麗」「可愛い」「利口」「気が利く」 「頭の回転が速い」「生意気」「気取った」 「抜け目がない」「ませた態度」・・・と、 「キュート」には様々な意味があることを知る。 AMAZONから「アパートの鍵貸します…

■ LIGHT BLASTERS

「LIGHT BLASTERS」を入手。 紙で作られた眼鏡だが、 その乳白色のレンズを通して見ると、 光を発するモノの周辺が虹色に輝いて見える。 この「LIGHT BLASTERS」の形体については id:emimiさんによる 一月十五日付けの日記にその写真が掲載されている。 今か…