2008-08-01から1ヶ月間の記事一覧

■ 手回し鳥オルガン

学研の「大人の科学 Vol.20 手回し鳥オルガン」を買う。 ハンドルを回すと鞴(ふいご)が上下し、 空気を八本のバレルの中に送り込む。 で、バレル下方のスリットに 穴を開けたメロディ・カードを送りこむと、 穴の開いたところだけに空気が流れて音が出る、…

■ すだちと草競馬

今日は徳島からSさんがお見えになる日。 ご注文の「草競馬」はとっくに出来上がっていたが、 昨晩、知人との長電話の後、 ふと、その作品の仕上げに手落ちのあったことに気付く。 気付いてしまったら直さずにはいられない。 今朝はいつもより少し早く出勤す…

■ 晩夏

前年の冬至から翌年の夏至に向かって、 太陽からの光と熱の照射量は徐々に増えていく。 そして、夏至から冬至に向かって、 その照射量は少しずつ減少していく。 冬至から少しずつ大気中に蓄えられていた熱が、 夏至からは少しずつ放出されていく。 だから「…

■ D

長男のDの夢で眼が覚める。 Dの子どもを膝の上に乗せている夢・・・。 Dは東京でフリーのイラストレーターとして生活しているが、 未だに女性との浮いた噂を一度も聞かない。 「あいつも今年で三十四歳になったはず」 「そろそろ俺も孫を膝の上に乗せてみ…

■ 整理・その44 / TITANIC

「CANDLEWICK PRESS」社が二〇〇七年に出版した 飛び出す絵本「TITANIC / タイタニック」。 ハードカバーの表紙を開け、 表紙をそのままズラズラ・・・と右にずらすと、 約八十センチもの長さのタイタニック号が立ち上がってくる。 これだけ大型の飛び出す絵…

■ 整理・その43 / The Sleeping Beauty

アメリカの「Intervisual Communications,Inc.」は ジグソー・パズルや仕掛け絵本を手がける会社として有名だが、 その「Intervisual Communications,Inc.」が 一九七五年に出版した仕掛け絵本 「The Sleeping Beauty / 眠れる森の美女」。 リボンを解くと、…

■ インターンシップ・その4

N君のインターンシップも昨日で終了。 今朝までN君は私の家に寝泊りしていたのだが、 三男のSにN君はどことなく似ているから、 孫が帰ってきたように思えたのだろう、 母はあれやこれやとN君の世話を焼いていた。 N君はいたく恐縮していたが、 三男の…

■ 整理・その42 / A Sunday on LA GRANDE JATTE

「ジョルジョ・スーラ」の絵に 「グランデ・ジャッテ島の日曜日の午後」というのがある。 その絵を仕掛け絵本に仕上げた 「A Sunday on LA GRANDE JATTE」が手元に届く。 横六十ミリ、縦十五ミリほどの穴が表紙に開けられていて、 その穴から蛇腹状になった…

■ 友あり遠方より来る

Hさんが東京からやって来る。 Hさんの本業はパッケージ・デザイナーなのだが、 あれはもう十年ほど前のことになるだろうか、 「テレビ・チャンピオン」という番組に出演し、 ペーパー・クラフト部門の 初代チャンピオンの座を獲得してからというもの、 「…

■ インターンシップ・その3

四日前から 金沢美大の学生であるN君が私のアパートに寝泊りしている。 彼のインターンシップの期間は一週間。 「期間中にからくり人形一体の制作」の指示を出していたが、 今日になって、 どうやら具体的な形が見えてきたようである。 作品のタイトルは「…

■ MACLAREN / マクラーレン

某百貨店に勤務されていらっしゃるEさんにお会いする。 いろいろなお話を伺っているうち、 話は「MACLAREN / マクラーレン」の話題に移る。 レーシング・チームの「マクラーレン」ではなく、 ベビーカーのメーカーである「マクラーレン」の話。 Eさんのお…

■ 整理・その41 / ももたろう

id:emimiさんの八月十九日付の日記に、 飛び出す絵本についての記載があった。 日記のタイトルは「おきゃくさまあそび」。 昭和二十年代に「信宏社」が出版した飛び出す絵本だが、 実は、私もこの「信宏社」が同じ時代に出版した、 「ももたろう」と「きんた…

■ インターンシップ・その2

今日は金沢からインターンシップ生のN君がやってくる日。 午後一時に私のアトリエで会う約束をしている。 九時発の新幹線に乗らなければとうてい間に合わないのだが、 今朝は午前九時に起床。 うっかり寝過ごしてしまった。 昨夜の飲みすぎが祟ったに違いな…

■ 砂場

今朝は七時に起床。 八時からH社で重要な打ち合わせがある。 そのため、昨晩はH社の近くに宿をとっていた。 八時少し前、H社の玄関に到着。 待ち合わせていたP社の方々とエレベーターに乗りこむ。 H社の窓からは「赤坂サカス」が目前に観える。 午前十…

■ 帰省列車

Pホテルにおける仕事を終えた後、 Pホテルの送迎車に乗り込み、新神戸駅に向かう。 今日は東京に向かわなければならない。 新神戸駅の構内は帰省客でごった返していた。 掲示板を見ると、どの列車も満席の状態だった。 仕方がないから、東京までの自由席特…

■ 冷気

一仕事を終えて外に出てみると、 入道雲がムクムクムク・・・と発達しているところであった。 雲は見る間にその厚みを増していく。 いきなり山側から風が吹いてきた。 雷雨の予兆。 開け放してあった車の窓を閉め終わったとたん、 大粒の雨がパラパラと落ち…

■ 針金で似顔絵

今朝から岡山の職場に出勤している。 今日は針金を使ったワークショップの開催日。 ワークショップを始める前に、 仕事の合間を縫って針金でサンプルを作ることにした。 ラジオ・ペンチを使って針金を曲げているうち、 なんとなく、その輪郭が死んだ父に似て…

■ 整理・その40 / whoo ? whoo ?

「DAVID CARTER / デビッド・カーター」が 二〇〇七年に著したしかけ絵本「whoo? whoo?」。 表紙は真黒に印刷されている。 その真っ黒な表紙に、二つの丸い穴と、 一つの逆三角形の穴が開けられていて、 「whoo? whoo?」と大きな白い文字が印刷されている。 …

■ 黒・黄・橙・緋・藍・紫・・・

午後三時、我々のプレゼンテーションが始まる。 前のグループのプレゼンテーションは 粛々と終了したようである。 プレゼンテーションに参加したグループは六組。 第一次のプレゼンテーションでは 八組のグループが名乗りを上げたそうであるから、 二組が書…

■ ふてくされたお月様

今日は大勢の子どもたちと針金を使って遊ぶ。 サンダーバードの1号を作っている男の子。 ウサギを作っている女の子。 チョウチン・アンコウを作っている男の子・・・。 その中に混じり、私も何か作ることにした。 照りつける太陽に疲れを覚える日々が続いて…

■ 整理・その39 / DWINDLING PARTY

「EDWARD GOREY / エドワード・ゴーリー」の しかけ絵本「DWINDLING PARTY」。 神戸に出たついでに、 フラリと立ち寄った古書店で見つけたもの。 「DWINDLING PARTY」はすでに一冊持っているが、 そもそも、「ゴーリー」のしかけ絵本は、 「TUNNEL CALAMITY…

■ 煙草

超党派でたばこ増税を検討している 「たばこと健康を考える議員連盟」の皆様が、 煙草一箱につき、 二倍から三倍の価格引き上げを念頭に いろいろと調整を進めてくださっているらしい。 明治時代、 東京の銀座に「岩谷」という号の商店があった。 その商店主…

■ メルクリン

明石市にお住まいのSさんが、 山ほどの「märklin / メルクリン」を持っていらっしゃる。 「メルクリン」はドイツの鉄道模型のメーカー。 聞くところによると、 この「メルクリン」のコレクションは、 Sさんのお父様が生涯に亘って集められたものであるらし…

■ 水

昨晩から自宅に戻ってきている。 神戸のアパートを出る時、 水を張った桶の中に食器を入れたままにしてきてしまった。 帰る頃には、 食器はヌルヌルの状態になっているに違いない。 まずは手で食器と桶のぬめりを取った後、 洗剤を使って洗い上げ、 場合によ…

■ オルゴール

今から十八年前に、 弘前にお住まいのTさんの依頼でお作りしたオルゴール。 今日、そのオルゴールが戻ってきた。 「修理の依頼かな?」、と添えられていた手紙を読むと、 「十八年前に孫娘へのプレゼントとして作ったいただいたもの」 「その孫娘も立派に成…

■ フジタニ・ニテハル画伯 / 再び

あの「フジタニ・ニテハル」画伯が、 「人形劇団みのむし」の「飯室康一」さんを伴って 神戸の職場にいらっしゃる。 お聞きするところによると、 どうやら旅の途中で財布を失くしてしまわれた模様。 先日も岡山で同じようなことを仰っていたが、 今朝お会い…

■ 浄土寺

今日は兵庫県の小野市に出かける。 約百人の子どもたちを対象に、 針金を使った手作りおもちゃ教室を開催したのだが、 何しろ相手は疲れることを知らない子どもたちであるから、 一緒に遊んでいる内、頭がクラクラするほどに疲れてしまった。 午後三時、教室…

■ 17186

新らしい車を購入して十一ヶ月。 以前に比べ、その走行距離はかなり減ったものの、 相変わらず移動の多い毎日を送っている。 オド・メーターをチェックすると、 累積走行距離は一万七千一百八十六キロであった。 それを十一ヶ月、三百三十日で割ると、 一日…