2006-01-01から1年間の記事一覧
「私は某チョコレート・メーカーに勤務している」 「その会社でパッケージのデザインを担当している」 「いろいろと検索していて、Nさんのことを知った」 Nさんというのは私のことである。 「私はしかけ絵本に興味がある」 「しかけ絵本を集めている」 「…
今月の十八日から、 私の職場で「しかけ絵本の世界展」が始まっている。 約二百冊の「しかけ絵本」を一堂に並べた展覧会。 私が集めてきた約百冊ほどの蔵書と、 id:emimiさんの蔵書を百冊ほどお貸しいただいて 実現した展覧会。 今日、emimiさんを私の職場に…
今朝、Aさんから葡萄を頂戴する。 Aさんと知り合ったのは今から十年ほど前。 以来、毎年秋になると、 Aさんから山ほどの葡萄が届く。 とても一人では食べきれないほどの量。 ザッと水で洗い、 大皿に盛って職員達に振舞う。 職員たちに葡萄を与えるのは、…
歩きながらポケットをまさぐっているうち、 携帯電話を落としてしまう。 慌てて拾おうとして踏んづける。 携帯電話バラバラに壊れる・・・。 「あぁぁ・・、やっちゃった・・・」 最寄の「au」に出向く。 テレビ番組を観ることができる携帯、 オーディオ代わ…
今日は朝から岡山県美作市に出かけていた。 会議の最中、 神戸の職場の職員から連絡が入る。 「ロシアの女性が職場に来られている」、という連絡。 ロシアの方が私にいったい何の用事があるのだろうか。 用件を聞いておくよう、指示を出しておく。 午後六時…
今日も「男と女」を観る。 「トランティニアン」との情事が終わった後、 「アヌーク・エーメ」はタバコに火を点ける。 「アヌーク・エーメ」のような女が横にいて、 スリップ一枚のしどけない姿で煙草を吸われた日にゃあ、 つい、ムラムラとしてしまうのでは…
映画「男と女」を観る。 この映画が上映されたのは今から四十年前。 私が二十歳の時だった。 主演は「アヌーク・エーメ」と 「ジャン=ルイ・トランティニアン」。 何回観ても、「アヌーク・エーメ」は、いい。 「モンテカルロ・ラリー」のシーンも実にいい…
今夜も眠れない・・・。 「MICHAEL FRANKS」の 「One Bad Habit」と「Burchfield Nines」、 「BOZ SCAGGS」の「BOZ THE BALLADE」、 三枚のCDを持って、 深夜の中国自動車道を京都に向けて車を走らせる。 「When the Cookie Jar is Empty」 「Barchfield N…
「日色ともゑ」さんと知り合ったのは、 岡山県津山市で開かれた「詩の朗読の会」であった。 今から十年ほど前のことだったと記憶している。 日色さんの朗読は素晴らしいものであった。 さすがは女優、そもそも声の色艶が違う・・・。 その声の持つ力にいたく…
「チェコのポップアップ絵本展」を見に出かける。 場所は新開地の「KOBE ART VILLAGE CENTER」。 期間は十月七日から十五日までの九日間。 一九六十年代から八十年代にかけて作られた、 貴重なポップアップ絵本の数々・・・。 当時、チェコは社会主義の国家…
ドイツから「SCHAAF/シャーフ」さんがいらっしゃる。 「SCHAAF」は英語の「SHEEP」にあたる言葉。 ドイツから「羊」がやって来たのではなく、 彼の苗字が「SCHAAF/羊」さんなのである。 一昨日、東京のNさんから、 「シャーフさんが日本に来ている」 「シ…
ある高校で、 「子どもの遊びと文化」についての講義を行う。 この高校との付き合いは十年ほどになるだろうか。 年に一度、二時間の講義を受け持ってきた。 今年も約六十名の女子高生を相手に講義を行ったが、 もう、来年からは「歳」を理由に止めようと思う…
「金松/きんまつ」と呼ばれる木がある。 「高野槙/こうやまき」のことであるが、 今朝、その「高野槙」について、 Aさんから興味深いお話を伺う。 そもそも「高野槙」は日本の特産種であり、 日本以外の地には一本も自生していないという。 高野山に自生…
「浮沈子/ふちんし」を入手する。 「CARTESIAN DIVER」、 つまり、「デカルトの潜水夫」と呼ばれるおもちゃ。 物理学者であり、哲学者でもあった 「デカルト」が発見した原理に基づくおもちゃ。 「BOTTLE SPIRIT」「DANCING DEVIL」 「BOTTLE DEVIL」「WATE…
「今日から大津祭りが始まるねん」 「けぇへん(来ませんか)?」 「今夜は宵宮やねん」 「からくり見にけぇへん?」 「からくりの曳山がぎょうさん(たくさん)あんねん」 「からくりを触らせてあげるわ」 「特別に頼んであげるし」 今朝、大津にお住まいの…
月に一度、 私の職場ではタブロイド版の新聞を発行している。 その新聞を先月までは郵送してきたのだが、 今月からはメール配信とすることに決めていた。 昨日、K社の広報担当の方から電話を頂戴する。 私の職場の担当者のミスで、 どうやらメールを「CARBO…
有馬温泉「御所坊」のラウンジにおいて、 糸操り人形師の「飯室康一」さんと談笑する。 お互いの仕事のことから、 話は、次第に死生観へと移っていった。 「これからは大道芸人として生きていきたい」 「あと数年もしたらヨーロッパに行くつもり」 「数年後…
先日、新潟県長岡の酒屋において、 いろいろな酒を試飲させていただいた。 そのことは九月二十八日の日記に書いた。 一昨日、その酒屋から「得月」が届く。 「得月」と書いて「とくげつ」と読む。 「水に浮かんだ月を観る」、というような意味か。 「越乃か…
午前十一時、 岡山県M市に向かって出発する。 午後一時からNPO法人「○○」の会議が始まる。 その設立の理念は素晴らしいものであった。 しかし、理事たちのほとんどは、 未だにNPOの意味と意義を理解していない。 今日も、理事たちの意見は我田引水に終始し…
あまりの涼しさに耐えかね、 紺色のカーディガンを購入したことがあった。 今年の八月、ドイツを旅行した時のこと。 今日、 押入れからそのセーターを取り出して驚いた。 左袖に刺繍が張り付いているではないか。 丸にBのマークの刺繍。 どうして今まで気付…
昨日から岡山の職場に出勤している。 今日は午後六時から新入社員の歓迎会。 アトリエの前庭でバーベキュー・パーティを催す。 半割りにしたドラム缶に木をくべ、 大量の熾き火を作る。 熾き火の余熱を利用して肉を焼いたりする。 今夜はおもちゃデザイナー…
婚姻色とでも言うのだろうか、 「女郎蜘蛛」は 糸を出す穴の辺りを真っ赤に変色させることがある。 その赤い色を女性の「蹴出し」、 いわゆる「裾除」の色に見立てたことから、 この蜘蛛は「女郎女郎」と呼ばれる。 この場合の「女郎」は「遊女」を差す言葉…
銀座ソニー・ビルの三階、 「カフェ・ラキ/楽器」でGさんにお会いする。 Gさんはミュンヘンにお住まいであるが、 時々は今回のようにお里帰りをされる。 買ってきていただきたいとお願いしていた、 「Wurttenbergische Metallwaren Fabrik」の 「ワイン・…
昨日の会議はあっけなく終わった。 混乱が予想された会議であったが、 こちらが拍子抜けするほど、 会議は滞りなく粛々と進んだ。 いったい何があったのだろうか・・・。 どこかで大きな力が働いたに違いない。 SさんがNさんに働きかけたに違いない。 多分…
新神戸から京都、 京都から富山を経由して新潟に出かける。 駅弁を頬張りながら、 Nさんが提出してきた書類に目を通す。 そこには「出来ない理由」が山のように書かれていた。 出来ない理由は私も理解している。 しかし、この仕事は実現させなければならな…
十月十八日から「仕掛け絵本の世界展」を開催する。 今朝、id:emimiさんから、 大きな三箱のケースに入った 九十五冊の仕掛け絵本が職場に届く。 大事に保管されていらっしゃったのだろう、 その梱包の仕方を見るだけで、 emimiさんの仕掛け絵本に対する愛情…
三宮でAさんと会う。 まずは腹ごしらえ、ということになり、 二人して「SONA-RUPA/ショナ・ルパ」に向かう。 「SONA-RUPA」は 神戸で一番美味いインド料理を食べさせてくれる店。 マハラジャ・ビールなるものを飲みながら、 まずはトマトと生姜のサラダ、…
Nさんご一家が宿泊される。 今日はNさんのお父さんの誕生日。 八十歳になられるらしい。 馴染みの酒屋で 「ドンゾイロ・フィノ」と「バーガンディ・ワイン」、 そして、一本の「ドン・ペリニヨン」を買う。 「ドン・ペリニヨン」にするか、 「ヴーヴ・クリ…
「フランク・ミラー」原作によるアメリカン・コミック、 「SIN CITY/シン・シティ」を観る。 三つの短編から構成されているオムニバス。 映像は実写とモノクロームのアニメで構成されていた。 原作のコミックスの雰囲気が忠実に再現された映画。 第一話の…
アーティスト達がある一定期間滞在し、 様々な創作活動を行う施設や機関のことを 「ARTIST IN RESIDENCE」と呼ぶ。 欧米では1970年代から始まったものであるらしいが、 アーティストにとって、 「ARTIST IN RESIDENCE」に招待されることは、 そのキャリアの…